HIROAKI TAKATA ATELIER
Architect Design Office
3-7-3 Miyajihama Fukutsu Fukuoka, Japan

ここ2ヶ月のこと

お正月に更新して随分間があきました。日々、仕事をしています。

最近の現場から。
歯科医院+住宅の現場。3月末の引渡しを目指して進行中。インテリアは木の質感を活かし、出来るだけ構造体を見せようとしています。


こちらは鉄骨造3階建ての建物、4月末の引渡しを目指して鋭意進行中です。

 

以前設計した歯科医院の隣で、母屋のエントランス周りのリフォームが始まります。

 

 

Aハウスの撮影を行いました。撮影はいつも頼りにしているイクマさん。構造体がそのままカタチになっている内外打放しのコンクリート造の住宅です。

構造体について。
建物の構造を見せたいという願望…これはなぜなんだろうか?
もっともらしい理由を探そうとしているけど、単に好みなのかもしれない…

 

メンテナンスの相談で久留米方面の以前設計した建物へ。2つとも築15年を超えていますが、キレイにメンテナンスされている様子でした。

メンテナンスについて。
定期的なメンテナンスの必要性は、世の常、永遠の問題かもしれない。太陽と風雨に晒され続けるこの現実の中で。
例えば塗装の場合の比較。現代の自動車の車体の塗装は相当な手間をかけて施されていよう。それこそ10回以上の重ね塗りが施されている。建築の外装の塗装は2~3回の重ね塗りが一般的である。それでも10年やそこら自動車を外に野ざらしにして放置しているとやはり塗装面は傷んでくる。何回も塗り重ねたものでさえそうなるので、数回の塗り重ねしかされていない建築の外装は数年を経ると傷みが目立ってくる。
粘土瓦で建物を覆う日本古来の建物は屋根瓦が一身に風雨を受けるため外装は比較的風雨の影響は受けない。屋根瓦は焼き締められているため比較的永く風雨に耐える。それでも30~50年といったところだろうか。太陽光や風雨に晒される部分でメンテナンスフリーの素材はそう多くはない。
風雨に晒されてだんだん変化していく様を美しいすがたカタチにすることができれば、それが理想といえるかもしれない。

 

 

2月初旬に真冬の網走へ。街の様子や流氷、網走監獄博物館など。当然ですが九州では見れない世界がひろがっています。

 

最近訪れた素敵な風景や場所。仕事場周辺では春の花が咲き始めています。

郊外の仕事場周辺の自然も、福岡市内とか北九州市内とかの街中も、両方見れていてとてもいい状態と言えるでしょう。仕事とか何か要求とか指示とか、そういうものがないとずっと郊外に引きこもっていそうな気がする…

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