HIROAKI TAKATA ATELIER
Architect Design Office
3-7-3 Miyajihama Fukutsu Fukuoka, Japan

最近のお仕事周辺と事務所周辺 / 生まれ育った家の縁側

早々と梅雨も明けて暑い夏。
最近訪れたいくつかの場所。

とある相談で訪れた桜並木鈴木デンタルクリニックさん。
メンテ相談で訪れた天神HIT歯科さん。
一年検査で訪れたことう歯科さん、かわしま歯科さん。
完成した住宅の現場、井戸の具合を見る。
基礎の打設が完了した現場。

事務所周りの様子。
近所の様子。

生まれ育った家の縁側 / 坪庭に落ちる雨を眺めていた

小学校3〜4年生の頃だろうか、坪庭に面する縁側で習字の練習をしていた。横には祖父がいて新聞を読んだり盆石の手入れをしたりしていた。縁側のガラス障子は開けられていて、軒の出た屋根から落ちる雨粒が坪庭の龍のヒゲが密集する地面を濡らしていた。

坪庭の真ん中には大きなモッコクの木があって、一本の太い枝に蘭が寄生してした。蘭の根はモッコクの枝に絡みついて、土もない場所でよく育つものだと不思議に眺めていた。蘭の葉っぱと花は静かに可憐に空に向かっていた。その蘭の姿は艶めかしくいとおしくて、ずっと眺めていて飽きなかった。そしてこの手の中に欲しいと思った。木々の葉は、雨に濡れてますます深く鮮やかに緑だった。

切り取ることで見えてくるものがある。坪庭で切り取られた木々の緑はより鮮明に、色鮮やかに自分の脳裏に刻まれる。

四角のフレームによって切り取られた風景は、何か見えないものを知らして伝える力がある。

例えば、四角に切り取られた写真は、鋭角的な鋭いメッセージが現れている。

神社の境内は、四角に切り取られた空が映されている。

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